4回 青少年のための科学の祭典釧路大会

ブースレポート

◆物理室

■粉がバクハツ!?
    阿部 寛和(釧路工業高)
台所にある普通の小麦粉。燃やそうとマッチの火を近づけても全然燃えませが、粉を空中に飛び散らして火を近づけると写真のように爆発的に燃えてしまいます。

■なんでも電話
    道教大釧路校
     教育内容・方法研究室
糸電話の糸のかわりに、木の棒や針金やばねを使ってもちゃんと声を伝えることができます。ばねの電話では、ばねを揺らしながら聞くとエコーがかかって聞こえます。

■手作りラジオ
    一口 芳勝(理セン)
    加藤 誠也(道実行委員)
電池がなくてもラジオが聞けます。材料はゲルマニウムダイオード、エナメル線、アルミ箔、厚紙、クリスタルイヤホン。ゲルマニウムダイオードが重要なはたらきをしています。

■光の三原色
    藤野 忠(釧路北高)
赤い光、緑の光、青の光が出る懐中電灯を使って光をいろいろ重ね合わせるとちがった色が見えてきます。テレビ画面の色を出すしくみもこれと同じなのだそうです。

■鉄とあそぼう
    二瓶 明紀(釧路美原小)
    土居 慎也(道教大釧路小)
細かくけずった鉄の粉をろうそくの炎の上にもっていくとキラキラ輝いて燃えます。短いたこ糸に鉄の粉をまぶして炎に入れるとまるで線香花火のようになります。

■発電機は電動機
        にもなるのだ!
    上田 武之(釧路工業高)
発電機とモーターは別のもののように思えますが、中のつくりはとてもよく似ています。軸を手で回すと発電がおこり、電流を流すと軸が回転してくれます。

◆化学室

■バイオインテリアクター
    釧路工業高校理科部
    小久保 慶一(釧路工業高)
不思議なタイトルですが、BTBを加えたアルギン酸ナトリウム水溶液を酸やアルカリの水溶液に入れるときれいな色のついたビーズ(写真)ができました。

■ガラス細工
    道教大釧路校
     教育内容・方法研究室
色ガラスの小さなかけらを2種類、耐火レンガの上にのせガスバーナーで強く加熱すると、ガラスは溶けてしまいます。冷えてから見ると不思議なガラス玉ができ上がりました。

■大気圧おもしろ実験
    山ア 玄二
少し水を入れ湯気がさかんに出るまで熱した空き缶を口の方から水に入れると一瞬で缶がつぶれてしまいました。大気圧の大きさがよくわかります。

■野菜ロケット
    長谷川 充夫(釧路武佐中)
    工藤 幸平(釧路武佐中)
野菜をすり下ろし、消毒液のオキシドールが入ったフィルムケースに入れ少し置くと、ポンという音を立ててフィルムケースが飛んでいきます。野菜の中の酵素のはたらきです。

■ニッケルめっき
    大貫 和永(釧路高専)
きれいな銅板にマジックで絵や文字を書き、電線をつないで液体の中に入れると色が変わってきます。マジックをふき取ると書いたものが銅色で浮き上がって見えます。

■錬金術実験
    道教大釧路校
     生物化学研究室
銅線で好きな形をつくり魔法の液に入れたあと火であぶると、金色に光ってきます。本当に金になったのでしょうか?

■あわのおふろ
    山本あゆみ(釧路養護学校)
    鳥潟 恒平
身近にある数種類の薬品を混ぜ合わせかためると、シュワシュワと泡が出る入浴剤が簡単にでき上がります。家に持ち帰って使った感じはどうでしたか?

  

◆集会室

■笛をつくろう
    中根 礼美(羅臼高校)
    遠藤 友佑(標茶高校)
ヤクルトジョアの容器に穴を開け、息を吹き込むストローをつけると、もう笛が完成です。ドレミ・・・と音階が出せるので、簡単な曲の演奏もできます。

■日光でまわる羽根車
    安田 守(北電釧路支店)
    佐田 日和(北電釧路支店)
つくった羽根車に光を当てると、クルクルよく回ります。中に入れた黒い画用紙が大事なはたらきをしています。エネルギーを考えるのによい道具です。

■不思議なめがねで
         見てみよう!
    中村 隆(釧路高専)
回折格子フィルムをはっためがねで蛍光灯を見ると虹のような光の帯がたくさん見えます。見る角度を少し変えるだけで光の帯の見え方も変わってきます。

■雲粒・雨粒を
       観察してみよう
    谷内 一弘(釧路地方気象台)
左の写真はペットボロル内に霧を作ったところです。この他、落下中の雨粒の形が観察できる装置もありました。雨粒はあの涙のような形はしていませんでした。

■電気の花を観察しよう
    須田 潤(釧路高専)
パチパチと高電圧放電した板の上に粉末をかけ余分な粉を落とすと、おもしろい形の模様が浮かび上がりました。でき上がった模様は少しずつ形がちがっていました。

  

◆玄関ロビー・屋外

■エネゴン
    北海道電力
人力カメラが一番人気。
手回し発電機を一生懸命に回すとシャッターが切れ、写真が撮影されます。うまく撮影できたかな?

■たっぷりスライム
    早津 茂行(釧路江南高)
    菅原 晴美(白糠高)
    &釧路江南高校さいえんす
              ボランティア
毎年やっても一番人気があるのがスライム。今年はペットボトルを使っていつもより大きなものをつくりました。色もカラフル!

■昔の人の火おこし
    村田 高勇(厚岸真龍中)
    黒木 淳志(厚岸真龍中)
テレビで見たことはあっても、実際に自分で体験した人は少ないはず。一生懸命に動かすうちに木のこげるにおいがし、やがて白い煙が上がり、赤い小さな火が起きてきました。

■化石探検隊
    釧路東中自然科学部
灰色のどこにでもあるような石ころですが、割っていくと中からホタテ貝の化石が出てきました。皆さん夢中になって石を割っていました。

◆博物館講堂

■バードコールを
         つくってみよう
    杉山 伸一(科学館友の会)
枝の切れ端に穴を開け、丁ネジを差し込み、ネジを回すとチィチィ、チチと音が鳴ります。ペットボトルの口の部分をつけると大きな音が鳴るようになりました。

■この子誰の子?
     長谷川誠三(北水研)
ふだん食べている魚が親と子でからだの形が大きく変化しているというのに驚きました。ウナギの幼生は顕微鏡で見ると細長くて平べったい形をしていました。

■簡易聴診器をつくろう
    吉川 督教(科学館友の会)
フィルムケースとビニールホースでつくる聴診器です。簡単なものですが、静かなところで胸に当ててみるとはっきり心臓の音が聞こえました。皆さんは何の音を聞いたかな?

■飛ぶものをつくろう
    長谷川 直良(白糠茶路中)
いろいろな紙を使って紙製の竹とんぼ(紙とんぼ)や紙ヒコーキをつくりました。ちょっと折り方を変えたりするだけで飛び方が変わってしまいます。

■紙ブーメラン
    福田 敦(釧路東高)
細く切った厚紙を3枚組み合わせてつくる紙ブーメランです。こちらも紙の曲がり具合を少し変えるだけでうまく自分のところに戻ってくるようになります。

■フィルムケースごま
    宮崎 吉造(霧多布中)
ベンハムのこまと呼ばれるこまです。白黒の模様がかかれた円盤がついていて、こまを回すと円盤に色がついて見えます。回転の速さによっても微妙に色が変化します。

■ビックり!土壌動物の世界
    土屋 慶丞(釧路市博物館)
土の上から電球の光を当てておくと、下からいろいろな小動物が出てきます。この小動物を顕微鏡で見せてもらいました。左の写真は顕微鏡のモニターに映し出したところです。

■携帯でチョロキューを
            走らそう
    NTT DoCoMo
携帯電話をコントローラーにして、チョロキューを走らせるコーナーです。数字のキーで車がカーブするのですが、慣れないうちはなかなかコースをうまく走ってくれませんでした。

■FOMAであそぼう
    NTT DoCoMo
科学館会場と博物館会場に巨大なFOMAを1台ずつ置いてテレビ電話の実演をしていました。左の写真では巨大な模型に見えますがちゃんとボタンを押して通話ができます。

  

◆サイエンスショー

■つぶれる!?ドラムカン
    山本 睦晴(釧路工業高)
中に水を入れ加熱し沸騰したら口を締め、外から水をかけます。
ドッカンをいう大きな音とともにみごとにつぶれてしまいました。(つぶれた写真)

■ペットボトルロケットを
            とばそう
    五十里 一路(釧路春採中)
ふきだす水の力を利用してペットボトルが飛んでいきます。今回は送り込む空気の量が少なかったのであまり飛びませんが、うまく準備すると100m以上とばすことができます。

 

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